我々を支えてくださる皆様へ!
大谷田就労支援センターの支援の考え方や普段の様子を載せていきます!
【ごあいさつ】
2014年12月以降、更新が止まっておりましたが、改めて再開したいと思います。
事業の専門的な内容から、時事的な内容まで色々と盛り込んでいこうと考えております。
更新頻度は適宜となると思いますが、皆さまお付合いのほどよろしくお願いいたします。
【この間の出来事】
平成28年3月31日に「社会福祉法等の一部を改正する法律」の交付を受け、新しい社会福祉法人制度は、社会福祉法人が今後も地域福祉の中心的な担い手としての役割をさらに果たすことが求められ、平成18年の公益法人制度改革も踏まえた形での『公益性』と『非営利性』を備えた法人としての在り方を徹底する観点から改革が行われました。主な改革のポイントとしては
(1)経営組織のガバナンスの強化
(2)事業運営の透明性の向上
(3)財務規律の強化
(4)地域における公益的な取組を実施する責務
(5)行政の関与の在り方
となっております。足立区大谷田就労支援センターとしても、就労継続支援B型事業や平成28年度から新設した「生活介護事業」を上記のポイントにどの様に併せて行くか・・・悩ましい所であります。
【新たな取組み】
施設中庭の花壇に毎年の様に野菜や穀物を育ててくれている利用者がいます。収穫した食物は、施設の調理員の好意で、1品増やして利用者に振る舞っていましたが、とにかく大量で食べきれないと言う課題もありました。捨ててしまうのももったいない。と考えている時に、制度改革の1つでもある「地域における公益的な取組」を思い出しました。
施設の目の前は保育園なので、子供達に、収穫してお家で食べてもらうと言う企画をもって保育園へ。園長先生は「保育園は中々遠くまでの遠足も出来ず、芋ほりなんてさせた事が無い」と言う事情。「では!」と言う事でさっそく、日程調整をして、年長さん約20名の子供たちに遊びに来てもらいました。
【繋がると言う事】
こうして始めた「芋ほり大会」も今年2回目を迎え、昨年年中さんだった子供たちが今年もたくさん来てくれました。
子供って、やっぱりすごいと思いました。最初は車椅子や杖歩行の方を怪訝そうに見ていましたが、ジャガイモ掘りが始まると、すぐに打ち解ける。
ある子は、「重いから、ちょっと持ってて!」と車椅子の方に持たせたり、「大きいの掘ったからあげる」なんて持って来たり。
これぞ、心のバリアフリー・・・人と人が繋がると言う事は、そんなに難しくもないし、長い時間も携帯もスマホもSNSもお金もいらないですね。
就労支援とは離れた取組みと思うかもしれませんが、この取り組みが必ず、役に立つと言う想いを込めて続けて行けたらと思う、今日この頃です。