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大谷田就労支援センターの支援の考え方や普段の様子を載せていきます!

名もなき支援者連絡ノート 日記

2014年05月20日 想いを継ぐ者

年度の切り替わりで業務に追われて、ノートに記載できずに申し訳ありませんでした。やっと少し落ち着いたところです。また先日はセンターにお越しいただきありがとうございました。相談支援を通して、一歩ずつ新たな生活のスタイルを構築できることを見守らせていただきます。

普段からお話しさせていただいておりますように、足立区大谷田就労支援センターでは、様々なニーズを抱えている方が、年々増えてきております。更には、法人内外に関わらず、新たな事業の取り組みや、就労支援等にあたり中心的な役割を担うことを求められてきています。そしてこれまで在籍されているご本人たちのセンターに対する想いや、ここを巣立っていったご本人たちや支援者たちのセンターに対するいろいろな想いが存在します。

入所式集合写真1「センターでもっと成長したい」「工賃がもっとほしい」「一人暮らしをしたい」「自信はないけど就職したい」「もっと大きな仕事を取って利用者の方に貢献したい」「就労支援のスキルを身に付けて利用者の方と一緒に成長したい」「失敗を糧にして、新しいことにチャレンジしたい」など、挙げたらきりがないほどいろいろな想いがあります。そして、就職者のほとんどの方が、大谷田就労支援センターを懐かしみ、イベント等に再び訪れていただいています。会うと必ず、「○○の仕事はどうなっています?」「○○さんは元気?」など話されます。我々支援者としても、就職してもセンターを気にかけていただけると感じることができるうれしい話です。

我々、支援者は、在籍者、就職者、前任の支援者の方々の想いを継ぎ、次の新たな取り組みにチャレンジしていきます。もちろん簡単なことではないですし、時間がかかることかもしれません。それでもいろいろな方が歩んできた道程を踏みしめ、新たな道程を切り開いていくことが求められています。想いを継ぐ者としての役割ですね。

入所式集合写真2この3月、4月で、企業様から、新たな仕事の受注の相談や、追加の雇用の相談が7、8件ありました。これまでですと、企業様からご連絡いただけるというのは、年間を通しても10件程度ですから、このように新たな相談の数が増えてきているのは、これまで道程を歩んできた方々の功績で、足立区大谷田就労支援センターの認知度・知名度が上がっているのだと思います。

想いを継ぐ者の役割として、これまでの取り組みを大事にしながら、新たな取り組みを行っていきたいと思います。そしていろいろな方が想い描いたものを一つひとつ形にするために、更に成長して多くの方々に認めていただけるように歩いていきたいと考えています。