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大谷田就労支援センターの支援の考え方や普段の様子を載せていきます!

名もなき支援者連絡ノート 日記

2011年07月06日 失敗すること

先日、東京都の千駄ヶ谷で開催された合同面接会では、ご本人は数社面接を受けましたが、全て落ちてしまいました。ご本人も落ち込んでいる様子はありますが、今回面接場面でどういう部分がいけなかったかを一緒に振り返り、次回の面接の機会に活かしていただきたいと考えています。

合同面接会毎年、6月に行われるこの合同面接会は、企業も数百社エントリーしており、我々にとっても、年度の最初の大きな面接会なので、就職を希望する方にとって一つの目標としています。この面接会に向かってビジネスマナー訓練や作業訓練、面接訓練を行っています。

企業の求人に関しては、合同面接会が年に2回行われます。また地域ごとに数十社がエントリーする面接会が行われます。その他には企業毎の面接会若しくは面接が行われます。これらの情報はハローワークから当事業所に紹介され、希望者を募集して申し込みを行っています。

これらの面接は基本的にご本人の希望に沿って申し込みます。我々支援者も面接に同席させていただき、ご本人が伝えられないことや、特徴などを会社側に説明させていただいています。面接も全てうまくいくことはまれです。何度も何度も面接を受けていただき、訓練と実践の経験を通じて、自分が覚えていかなければならないことを把握していき、受け答え、コミュニケーション方法、ビジネスマナーなどを覚えて成長していただければと考えています。

これらのことが最初からすべてできる方はいません。我々の考え方として、今回の面接に限らず、全ての訓練や生活場面において、ご本人が『失敗すること』を大事にしています。もちろん直ぐに理解してできることは問題ありませんし、障がい部分に対する配慮をすることや、初めて行う仕事などは、きちんと手順に沿って説明していきます。どのようなことも失敗を通じて経験し、学んでいくことが重要だからです。我々が事前に手を差し伸べて、失敗しないようにすることはすごく簡単です。でもそこからは何も学べません。なぜ失敗してしまったのか、どうすれば今後失敗しないですむか、ご本人と向き合い、理解度に合わせ一緒に考え実践していきます。辛いこと、大変なことも共に感じながら、できるようになったときの喜びを分かち合いたいと考えます。一歩一歩共に歩んでいきたいと思います。